使用済みの切手でも数が集まればお金に変えることができますので、届いた郵便物に切手が貼ってあったら、集めておいてまとめて寄付しましょう。
これまでゴミ箱に直行していたものでも、誰かの助けになりますよ♪
Contents
使用済み切手がなぜ売れる?
切手のコレクター
レアものコレクター
発行枚数の少ない記念切手や年代物の切手など、希少価値のある切手は、たとえ使用済みでも欲しいと思うコレクターがいます。
切手収集が趣味ではない人にとってはなんでもない切手でも、コレクターにとっては喉から手が出るほど欲しい場合もあるのだそうです。
特に祖父母や両親などの、昔の文通相手の手紙をまとめて持っている場合などはその可能性が高まります。
使用済み切手コレクター
そもそも使用済みの切手に魅力を感じて収集してるコレクターもいるそうです。
そういったコレクターの間では、使用済みの切手の方が高価だったりすることも珍しくないのだとか。
消印のコレクター
切手収集が高じて消印に関心を持つコレクターも多いのだそうです。
良かれと思って切手を水に浸して丁寧に剥がしてしまうと、消印のコレクターにとっては無価値になってしまうので気を付けたいですね。
消印のコレクターにとっては、どこから発送されたか、いつ発送されたかなどと切手との組み合わせで希少価値が発生するものもあるのだそうで、古いものばかりでなく、新しいものでも価値のあるものもあるのだそうです
歴史的価値
消印からいつどこで使われたかがわかるので、印刷やデザインの変化など切手や消印の歴史的資料としてのニーズもあるそうです。
研究者ではなくても、時代ごとに集めるコレクターなら、もっていない時代の切手は価値が高そうですね。
使用済み切手の切り取り方法
使用済み切手を欲しがるコレクターの中には、どこから発送されたのか、いつ発送されたのかを見たい人たちもいます。
そういった人たちのニーズに答えるには、消印が切れないように切り取る必要があります。
ただし寄付する場合は、寄付する先が切り取り方を説明している場合がほとんどなので、寄付する先の指示に従うのが良いでしょう。
特に寄付先を決めていない場合や、寄付先に指示がなければ、消印が切れないように切り取っておけば、どのコレクターにも価値のある使用済み切手になります。
使用済み切手を募集している慈善団体
切手を専門に扱っているサイトやネットオークションを利用すれば個人でも使用済み切手を売ることはできますが、よほどレアなものか、大量にない限り値段がつきません。
そもそもコレクターや鑑定士でもない限り、何にどんな価値があるのかの判断ができません。
それなら慈善団体に寄付して、誰かの役にたてましょう。
海外における保健医療分野における支援協力を主に行う団体です。
使用済み切手募集のページはこちら
主に南アジアの貧しい人々の生活上の問題解決に向けた活動を現地と日本国内で行っている市民団体です。
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日本や世界各国の郵便切手類の歴史や郵便制度を研究して、郵便切手文化の発展と未来への引き継ぎを行うことを目的とした団体です。
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ジョイセフとは女性のいのちと健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOです。
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動物を虐待から守り、あらゆる「いのち」にやさしい社会を築いていく活動をしています。
具体的には不妊・去勢手術に対して手術費を助成するキャンペーンを行ったり、虐待を受けていた動物の保護、災害時の動物たちの保護救済、飼い主を失った動物の新たな飼い主さがしなど、動物に関する活動を行っています。
使用済み切手募集のページはこちらら
世界中で進む森林破壊や砂漠化に対し、失われた緑を少しずつでも回復していこうと、森林破壊の著しいアジアやアフリカで植林活動を行っています。
使用済み切手募集のページはこちらら
ちょっと探しただけでも、使用済み切手を募集している団体はこんなにありました。
協力してみたい団体はありましたか?
私は、公益社団法人 日本動物福祉協会(JAWS)に協力したいと思っています。
切手を貼って手紙を出そう
切手を貼って手紙を出す場合、相手が興味を持ちそうだったら、使用済み切手を募集している慈善団体があることを知らせて送るのも良いですね。
ひとりひとりが集める枚数は少なくても、集める人が多ければ大きな数の枚数になると思います。
どうせ貼るなら記念切手
消印にも価値があるため、どのような切手でも価値があるといえますが、普通切手より希少価値の高い記念切手の方が、切手の価値としては高くなります。
値段は同じなので、デザインを選んで好みの記念切手を貼って送りましょう。
郵便物に個性ある記念切手が貼ってあるのを見ると、普通切手が貼ってあるより印象が良いですよね。
センスの良さをアピールしちゃいましょう。
2017年6月23日発行のグリーティング切手のパールインクがステキ
発行は6月23日ですが、2017年4月24日に発表になったグリーティング切手がステキだったので紹介します。
ハッピーグリーティング切手
ハッピーグリーティングの郵便切手は、誕生日や結婚、出産といったお祝いをイメージしてデザインされた切手です。
2017年6月は「ドラジェ」「マカロン」「こんぺいとう」をモチーフにデザインされているのですが、パールインクを使用していて、切手シートを傾けると光を反射して、別のモチーフが重なって見えるそうです。
出典 日本郵便
62円切手「ドラジェ」
出典 日本郵便
82円切手「マカロン」
出典 日本郵便
82円切手「こんぺいとう」
出典 日本郵便
人気のある記念切手は早めに売り切れてしまうことも多いので、もし気に入ったなら、早めに入手しましょう。
郵便配達員さんから切手を買おう
郵便切手は郵便局に出向かなくても、いつも郵便を配達してくれる郵便配達員さんから買うこともできます。
注文用紙があるので、それに記入してFAXを送れば郵便配達員さんが届けてくれて、郵便配達員さんにお支払いします。
彼らには『ノルマ』がある場合があるので、郵便配達員さんから買えば、彼らは成績になり、こちらは出かけなくて済むというWinWinなお付き合いができます。
詳しくはこちらにまとめましたので興味があればどうぞ。
まとめ
知らなければゴミにしかならない使用済みの切手の意外な使い方、いかがでしたか?
慈善団体に寄付すれば誰かの役に立ちます。
切り取って集めておいて、貯まったら慈善団体を選んで送る、それだけなのでぜひ皆さんもやってみてくださいね!