旅行の便利グッズ|ロングフライトを少しでも快適に

飛行機のエコノミークラスのシートに長時間座っているのは、なかなかに苦痛ですよね。
エコノミー症候群という、同じ体勢でいることで血管内に血栓ができ、立ち上がった際にその血栓が心臓や脳の血管を詰まらせ、深刻な状態になるという症状もあります。
そこで、今回は、ロングフライトの苦痛を少しでも軽減してくれるグッズを紹介します。

スポンサーリンク

足:靴下

機内は意外と冷えます。
暑い国に行くのだからと、素足だったりストッキングのみの場合は、機内用に靴下を用意すると足の冷えを我慢しなくて済みます。

足:靴の履き替え

ロングフライトでは、気圧の違いからも、足を締め付けているスニーカーやパンプスなどを脱ぎたくなります
脱ぐだけでも良いのですが、それだとトイレに行く際にいちいち履き直さなければなりません。
これが、靴がひも付きのスニーカー等履きにくい場合は、狭いシート間での脱ぎ履きが苦痛になりますので、機内用の履物を用意すると良いです。

この履物ですが、少し気を付けたいことがあります。
機内持ち込み荷物になりますのでずっと持ち歩くことになります。
できるだけかさばらないもので、軽いものを選びます。

まぁそれは誰でも思いつくでしょうが、ポイントがもう一つ。
“靴底が水気を通さないもので、なおかつ拭けるものか、洗えるもの”を選びます。
実はフライトが長くなればなるほど、トイレの床が汚くなっていく場合が多いです。
トイレは男性用、女性用で分かれていませんので。。。想像がつきますよね?
靴底が洗えない、拭けないものは使い捨てになりますよ~

使い終わって飛行機を降りるときは、その履物を収納しなければなりません。
ビニール袋をお忘れなく。

機内での履物はこんなタイプがおすすめです。
旅先の室内履きや、ちょっとした外出にも使えます。

もう少ししっかりしたものならこんなのはどうでしょう? 靴底がラバー系なので水で流して綺麗にできます。
花柄やメンズ用など種類も豊富です。
Amazonでは割高なようですが、楽天なら2,500円程度からあるようです。

脚:フットレスト

脚をおろしていると、太ももが自分の重さで椅子に押し付けられ、血行が悪くなります
エコノミー症候群の原因のひとつでもありますね。
脚を少し上げるだけで、ぐっと楽になりますので需要があり、機内用の簡易フットレストは数種類売られています。

三角の台のタイプ

二つ折りにした板の下側を開き、三角の上側に足を置くタイプです。
たためば平たくなるので、持ち運びにかさばらないのはいいのですが、線のかたちに集中して脚の重みがかかるので、硬い靴底でない限り時間とともに痛くなり、足を置いていられなくなります

吊り下げるタイプ

テーブルにひもをかけ、ハンモックのように脚を持ち上げるタイプです。
これも小さく折りたためるので持ち運びには便利なのですが、脚を置くところが布なので、脚の重みがかかると脚がぎゅうっと寄せられ、時間と共に痛くなってきます

空気で膨らむクッションタイプ

空気を入れてふくらまして足を置くか、その体勢に疲れたら吊り下げることもできます。

今のところこれが一番楽ですね。
小さくなるので持ち運びにもかさばりません。
腰が痛くなったら腰に当てる、なんて使い方もできます。

ただし、通路側に座っている場合、窓側の人がトイレに立つたびに邪魔になるので注意が必要です。
自分が窓側か、窓側の人が家族や友人なら問題ないですね。

首・肩:ネックレスト

ネックレストというと、クロワッサンのような形をしたクッションを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
それが悪いというわけではないのですが、もっと快適そうな新しい商品を見つけたので、今年はそれを試そうと思っています。

もう手元にあるのですが、なかなか良いです。
アジアの首長族ってご存知ですか?
首にリングをはめている、首の長い女性です。
その女性が「苦しくないのか?」とのインタビューに「頭の重みを支えてくれるのでリングがあった方が楽」と答えていた意味が解りました。
頭が傾くと、その重みを首や肩の筋肉が支えているのですが、その支えを首や肩に変わってやってくれます
首や肩に力を入れなくても頭がまっすぐなのでとても楽です
機内で使ってみて、また感想を追記しますね。

<2017/05/17 追記>
使ってみました。とっても良いです~
いままで使っていたクロワッサン型のネックレストと違い、首とクッションの間に隙間がないので、首や肩の疲れ方が全く違って楽です。
久しぶりに飛行機の中で爆睡しましたが、起きた時に首や肩に違和感を感じることはありませんでした。主人も同様なことを言っていたので、たぶん、誰が使っても同様に感じるのではないでしょうか。
暑いんじゃないかという心配をしていましたが、飛行機の中は冷えるので逆に暖かかったです。
もし、クロワッサン型のネックレストとこのネックレストでどちらにするか迷っていらっしゃるとしたら、断然こちらがオススメです

顔・首:ネックガード

これは日焼け対策のアイテムなのですが、上のネックレストの汚れ防止で、直接肌に当たらないようにするためと、寝ている間にぽかんと口が空いてしまっているのを隠してもらいます(笑。
また、機内はとても乾燥しているので、その乾燥対策にもなります

ラッシュガードの生地でできていて、UVカット率は98%。
何回洗ってもUV効果は持続するそうなので、旅行先や帰ってからの日常のUVガードにも使えますね。

その他のアイテム

アイマスク

暗くなくては眠れない人は用意した方がいいでしょう。
私は、明るさには関係なく眠れる時は眠れるし、眠れない時は眠れないので持っていません。

耳栓

国際線の機内食はアルコールがフリーで飲めますので、飲める人はたいてい飲みます。
なので、いびきをかいて寝てる人、いるんですよね。。。
大きなものではないので、持って行った方がいいかもしれません。

本やゲーム

眠れそうにない人は、時間をつぶす本やゲームを用意すると良いでしょう。
ただし、携帯ゲームやゲーム機は要注意です。
ペースメーカーなど、医療機器を使用の搭乗者が近くにいる場合や、機長が安全運航に支障があると判断した場合など、使用可能な時でも使えない場合があります

ちなみに、サービスの良さで有名なシンガポールエアーでは、日本ではまだ見られない最新の映画が何本も見られるので、眠れなくても退屈はしません。

DO NOT HESITATE!

日本人はおとなしいので、食事と食事の間にキャビンアテンダントに何かを注文するといった姿があまり見られません。
でも、寒かったらブランケットを、腰が痛ければクッションを、喉が渇けば飲み物を、お酒が欲しければお酒を、遠慮なく呼び出しボタンを押して持ってきてもらいましょう
にっこり笑顔で持ってきてくれます。

私は眠れない時は、皆さんが寝ている真っ暗な機内で、よくワインやオレンジジュースを持ってきてもらいます。
嫌な顔をされたことは一度もないですよ。

まとめ

いかがでしたかか?
旅行は楽しいのですが、エコノミークラスのシートに押し込められての長時間のフライトは苦痛ですよね。
それを少しでも快適に過ごせるようにする方法の参考になれば嬉しいです

旅行をご予定の方は良い旅を!

スポンサーリンク

フォローする