先日の旅行で、シンガポールチャンギ国際空港のプライオリティパスで入れるラウンジをいくつか回ってきましたので、女性目線で紹介いたします♪
ラウンジ正面の写真以外は、クリックで拡大表示できますので必要であればクリックしてくださいネ。
Contents
ターミナル1
Plaza Premium Lounge
チャンギ国際空港内のプライオリティパスで入れるラウンジで、私が入ったことのあるラウンジの中で一番気に入っているラウンジです。
ソファ・椅子
数は多くないのですが足を伸ばして座れる大きなソファや、オットマンつきの椅子があり、長時間を快適に過ごせます。
長い距離を歩いたり、フライトで座りっぱなしだったりと、かなり脚に負担がかかっているので、脚を投げ出してくつろげるというのがとても嬉しかったりします。
食事のスペースには食事するのに適したテーブル席が用意されていて、きちんと座って食事したい場合はそちらで食べることもできます。
フライトインフォメーションの掲示板もあり、自分の次のフライトの情報も見ることもできます。
食事
料理については、据置のホットミールは種類が多くはないのですが美味しいです。
また、ここには簡単な厨房があり、注文すればメニューにあるものをその場で作ってくれます。
時々別メニューも追加されるようで、帰りに立ち寄った時はスペシャルメニューが追加されていました。
量が多くないので、2種類注文しても食べ切れると思います。
主人と2人で4種すべて注文して少しずつ食べましたが、どれもおいしかったです♪
また、写真を撮り忘れましたが、このラウンジにはバーカウンターのようなスペースがあり、アルコールの種類が豊富です。
ビールサーバーのビールに限りますが、無料でビールを飲むこともできます。
トイレ・シャワー
上の写真はシャワーの個室でトイレも写っていますが、男女で区別されたトイレだけのコーナーもこことは別にあります。
このシャワーの個室は6部屋ほど用意されており、個室が並ぶスペースの入口に管理をしている人がいますので、その人にシャワーを使いたい旨を告げます。
使われた個室をきちんと把握するためか、勝手に使用することはできず、名前を書いて鍵をもらいます。
個室内は全体で3畳ほどの広さがあり、チャンギ国際空港のプライオリティパスで入れるラウンジでは珍しく個室内にトイレもあります。
(トイレとシャワーを別々に行く必要がないので、これが地味に嬉しかったりします。)
個室内は綺麗に清掃されていて清潔感があり、シャワー後に使うタオルはもちろん、ドライヤー、鏡の下にはティッシュの取り出し口、使い捨てのシャワーキャップや歯ブラシ/歯磨き粉、綿棒というアメニティまで用意されているのは、このラウンジだけかもしれません。
シャワーは、日本のシャワーのようにヘッドが取り外せるタイプで使い勝手もGOODです。
ただ一つ難点を上げると、私はヘアアイロンを使いたかったのですが、シャワールームにはコンセントがありませんでした。
ラウンジ内にはもちろんたくさんのコンセントがあり、電子機器の充電には困らないのですが、パウダースペースなどもなく、まさかラウンジ内のソファでヘアアイロンを使うわけにもいかず。。。
その点だけはちょっと残念でした。
ターミナル1のその他のラウンジ
今回は訪問しませんでしたが、ターミナル1にある、プライオリティカードで入れるラウンジは他にもあります。
Airport Wellness Oasis
ドクターフィッシュ体験ができるラウンジです。
シャワー、軽食は用意されていますがアルコールは取り扱っていません。
Dnata Lounge
シャワー、軽食が用意されていて、アルコールが無料です。
フライトインフォメーションもあります。
SATS Premier Lounge
シャワー、軽食が用意されていて、アルコールが無料です。
フライトインフォメーションもあります。
ターミナル2
SATS Premier Lounge
ソファ・椅子
このラウンジはとても広くて、ソファの席がたくさんあります。
食事のスペースには食事に適した高さのテーブルと椅子、カウンターのような高さのテーブルと椅子など数種類のテーブルと椅子が用意されています。
ソファが数席の小さなブース(個室)のようになっているスペースもいくつかあり、そこではより静かに過ごせます。その一つにはマッサージチェアも置かれていました。
フライトインフォメーションの掲示板もあり、自分のフライトをチェックすることができます。
ラウンジ入口の写真を撮る時は、必ず撮ってもいいか尋ねてから撮るのですが、このラウンジのカウンターのお二人は、にっこりと笑顔もサービスしてくれました。
カウンター正面のライトがまぶしくて、せっかくくれたその笑顔、ほとんど見えないんですよ~ごめんなさい(汗
食事
このラウンジは行きも帰りも立ち寄りましたが、食事の量と質にすこし差があったように思います。
写真は行きの夕方pm5:00頃に立ち寄った時の様子ですが、おいしそうなホットミールがたくさんあり、パン、生野菜、果物やデザートも豊富に用意されていました。
こちらにもホットヌードルは用意されていましたが、どんぶりの中に入れられた麺と具材に自分でスープを入れて作るようでした。
アルコールも数種類あり、無料で飲むことができます。
行きの様子がとてもよかったので、帰りにも立ち寄ったのですが、pm7:00ぐらいなのにかなり品薄な感じになっていて、デザートも行きと違ってなんとなくおいしそうではなくてがっかりでした。
タイミングによって差があるようなので、お食事でご利用の際は、中に入って様子を見てから決めると良いかもしれませんね。
トイレ・シャワー
トイレとシャワーの個室は同じスペースにあります。
そのスペースの入口に立つと、左側に洗面台とドライヤー据え付けられている壁面があり、右側には個室が並んでいて、手前がシャワーの個室、奥がトイレの個室と男女の区別なく隣り合わせで並んでいました。
シャワーの脱衣スペースはあるのですが、広いとは言えず、清掃が行き届いているとは言い難い様子でした。
(左の写真でも、ティッシュが落ちているのが見えます。)
また、こちらもヘアアイロンを使うためのコンセントはありませんでした。
女性がシャワーを使うには「他にいいところがありますよ」と言いたくなるレイアウトかもしれません。
Ambassador Transit Lounge
ソファ・椅子
ソファ・椅子の数は比較的多くはないといった印象ですが、パソコン用のテーブルもあり、席が空いていれば休憩するには充分です。
昨年立ち寄った際は、もう少し古い感じがしたのですが、この一年でリニューアルされたようで、設備が綺麗になっていました。
このラウンジは室外にある「サンフラワーガーデン」に隣接していて、窓から「サンフラワーガーデン」の様子が見えます。
食事
今回は朝のフライト前に軽い食事をと考えて立ち寄ったのですが、朝食向きのホットミールが用意されていて、生野菜もあり満足することができました。
食事スペースの造りがターミナル3のAmbassador Transit Loungeと似ているので、夜にはターミナル3のAmbassador Transit Loungeと同様に、注文してから作る温かいヌードルも食べられそうです。
こちらのラウンジはアルコールが有料ですが、ターミナル3のAmbassador Transit Loungeでは夕飯の時にアルコールが1杯のみですが無料でサービスされましたので、こちらも夜には同様かもしれません。
ただし、1人1杯のみなので呑兵衛さんには足りないかも?
トイレ・シャワー
トイレ・シャワーのスペースにトイレ・シャワーの個室が集中してあり、個室によってトイレだったりシャワーだったりしていて、男女の区別はありません。
一番左の写真は、そのスペースの入口に立って、個室の並ぶ通路を見たところです。
トイレとシャワーの両方がある個室が1つだけあり、何度か写真を撮ろうと様子を見に行きましたが、毎回使用中で写真を撮ることはできませんでした。
トイレなしのシャワーの個室には、広くはないですが洗面台のある脱衣スペースがあり、こちらには壁にコンセントがあるかわり、ドライヤーはありませんでした。
シャワーは上に固定されたレインシャワーとハンドシャワーがあり、使い勝手は良さそうでした。
ただ残念なのが、設備は新しくて清潔感があるのですが、トイレ・シャワー、下の写真のトイレから出てきた人用の手洗いスペースとも、掃除が行き届いているとは言い難い感じがありました。
パウダースペース
トイレ・シャワーの個室が並ぶスペースの出入り口脇には、トイレから出てきた人が手を洗う手洗いスペースがあり、その反対側に1人ずつ使用できるパウダースペースが、背中合わせで2か所ありました。
そのパウダースペースにはドライヤーもコンセントもあり、メイクもヘアセットもゆっくり行えますが、すぐ横がトイレをすました方が手を洗うスペースで、扉はないので、のぞきこまなければ見えませんがすぐ近くを男性も通ります。
ターミナル2のその他のラウンジ
今回は訪問しませんでしたが、ターミナル2にある、プライオリティカードで入れるラウンジは他にもあります。
TGM
ここはラウンジというより日本料理・韓国料理のレストランです。
ターミナル3
Ambassador Transit Lounge
ソファ・椅子
ゆったり座れるソファ、食事に適した高さのテーブルと椅子、パソコン作業がしやすいテーブルと椅子など数種類の椅子とテーブルが用意されています。
このラウンジは室外にある「バタフライガーデン」に隣接していて、窓からバタフライガーデンの様子が見えます。
今回は日の落ちた夜に立ち寄ったので、窓の外は真っ暗で何も見えませんでしたが。。。
食事
今回は夕ご飯のために利用しました。
ホットミールの種類は多くはないですがおいしかったですし、温野菜も生野菜も食べることができて不満はありません。
カウンターにはどんぶりに入れられたヌードルが並べられていて、それをカウンター内の厨房の人に渡すと温かいヌードルを作ってくれます。
飲み物の種類は豊富ですが、アルコール類は基本的に有料になります。
しかしこの時間帯は、一人1杯のみアルコール類がサービスされるシステムのようで、ラウンジの入口で引き換えチケットのようなものをもらい、それを料理のコーナーにいる店員さんに見せると「何にしますか?」と聞かれるので、ビールなど飲みたいものを注文します。
(私はワインを選択)
一人1杯だけなので、呑兵衛さんには物足りないかもしれませんね。
実際私も食事を済ませたら、アルコールがフリーで飲めるラウンジに移動してしまいました。
トイレ・シャワー
こちらのシャワーの個室にはトイレがなく、トイレは別にトイレスペースがあり、そちらを利用します。
シャワーの脱衣スペースには洗面台があり、コンセントもあって比較的広いのですが、ドライヤーはありません。
シャワーは固定式のレインシャワーとハンドシャワーがあり、使い勝手は良さそうです。
以前にwebで他の方の情報を読んだときには、「ハンドシャワーがない」と書かれていましたが、改善されたようですね。
こちらはターミナル2のAmbassador Transit Loungeとはちがって掃除が行き届いていて、清潔感がありました。
パウダースペース
このラウンジでは、シャワー・トイレとは別に広めのパウダースペースがあり、ドライヤーもコンセントもあるので、ヘア・メイクはここでゆったりとできそうです。
ただし、女性専用ではありませんので、そばを男性が通ることはあります。
Dnata Lounge
ソファ・椅子
広々としたスペースと、数席分のスペースに仕切られたスペースがあり、仕切られたスペースは静かでゆくっりと休憩できます。
食事
食事が目的で入ったわけではないのですが、思いのほか食べ物が充実していました。
冷蔵庫の中にはハンバーガーやサンドイッチも見えます。
この冷蔵庫の一番右にTigerビールが入っていて、フリーで飲めます。
飲み物のコーナーの写真の右のほう、ソフトドリンクの機械の両側にちらっと写っていますが、ワインなどのアルコール類もフリーです。
ただし、どこでも同じなのかもしれませんが、この写真を撮った時が一番充実していて、1時間もしたら、あったはずのものがなくなり、冷蔵庫のハンバーガーもサンドイッチもなくなっていました。
タイミング悪くその時にこのラウンジに来た人の印象は「大したものはない」になるかもしれません。
トイレ・シャワー
このラウンジのシャワーの個室は、これまで見たラウンジの中で一番広かったです。
全体では3畳~4畳ぐらいの広さはありそうで、ガラスで仕切られたシャワーブースと洗面がならんでいて、その後ろに、壁にハンガーのある1畳より広いスペースがありました。
個人的にはこれぐらいの広さがあるなら、トイレもあるともっとよかったのですが、残念ながらトイレはトイレのスペースが別に用意されています。
洗面台には備え付けのドライヤーはありますが、コンセントはありません。
シャワーはレインシャワーとハンドシャワーがあり、使い勝手は良さそうでしたが、洗面との間の床の段差があまりないので、気を付けてシャワーを浴びないと、床が水浸しになりそうです。
こちらもwebの別の方の情報では「ハンドシャワーがない」と書かれていましたが、改善されたようですね。
掃除は行き届いており、清潔感のあるスペースでしたが、ヘアアイロンを使いたい私にはそれがかなうスペースがなかったのが残念です。
ターミナル3のその他のラウンジ
今回は訪問しませんでしたが、ターミナル3にある、プライオリティカードで入れるラウンジは他にもあります。
SATS Premier Lounge
シャワー、軽食が用意されていて、アルコールが無料です。
フライトインフォメーションもあります。
The Haven by JetQuay
ここは制限エリアの外、つまりシンガポールに入国後に入れるラウンジです。
シャワー、軽食は用意されていますがアルコールは取り扱っていません。
シンガポールチャンギ国際空港|プライオリティパスで入れるラウンジのまとめ
今回、駆け足で5つのラウンジに訪問しましたが、どのラウンジも日本のラウンジに比べたら比較にならないほど快適でした。
どのラウンジを利用しても大きく失敗したと感じることはないでしょうが、アルコールが無料か否か、パウダースペースはあるか否か、水回りの掃除は行き届いているかなど、細かな違いはありますので、ご自身の目的にあわせて選択してくださいね。
今回、どこのラウンジの食事が一番いいのか、個人的な意見だとしても感想をお知らせしたいと思っていたのですが、実際はそのラウンジに入るタイミングによって変わってしまうので、どこがいいとは一概には言えないようです。
品数などが一番充実した状態で食事がしたかったら、「入ってみて貧弱だったら他に移る」ぐらいの気持ちでいた方が良いかもしれません。
ただ、たとえ品数は少なくても、どれもまずくはないので「ハズレだったかもな」と割り切ってそこで食事するのも一考かもしれません。
シャワー・トイレのスペースの掃除の行き届き具合は、事前に読んだ他の方の情報でも同様だったので、そのラウンジの方針もあり、数年で変わるものではないのかもしれません。
設備に関しては、改善される項目もあるようなので、今回紹介させていただいた情報は「取材時はこうだったけど、改善されているかもしれない」とお考えいただくと良いと思います。
なお、今回紹介したラウンジの位置を示すのに使用したマップを入手できるリンク、プライオリティパスで入れるラウンジの位置や、プライオリティカードの詳細、無料でプライオリティパスを手に入れる方法などは以下のページにまとめましたので、興味があればご覧ください。
フライトの乗り継ぎ待ち時間を、より快適に過ごせますように!