泣きつかれて仕方なく
先日11月23日に、町内の防災訓練が催された。
本当は別の用事があり、欠席したかったのだが、人数集めのノルマがあると泣きつかれて止むを得ず参加した形になる。
町内会が主催なのか、消防署が主催なのかよくわからないが、地震を体験できる装置を積んだトラックも来て、地震や避難の疑似体験もできて、結局は結構面白く、いい経験が出来たように思う。
震度7はハンパなかった
震度7を体験させてもらったが、すごい揺れで立っていられない。
センターにあるテーブルが肯定されていたのでそれにつかまって耐えることができたが、これが固定されておらず、一緒に動いたらと思うとゾッとした。
テーブルはともかく、家具の固定の大切さを痛感した。
我が家は大きな家具はほとんど固定してあるが、テレビラックが固定されていない。
固定しようと、そのアイテムは買ってあるのだが、買ったことで満足してしまったパターンだ。。。もったいない。取り付けねば。
避難先に甘えるな
お昼は出るからと聞いていて、お弁当でも出るのかと思ったら、おにぎり一個とカンパン、それと350mlの長期保存水が配られただけだった。
その理由は、「避難してきても支給されるのはこの程度」ということを知ってもらうためだそうだ。
確かに、避難所での最初の配給はこんなものだろう。最初だけではないかもしれない。
個人個人の、災害に備えた食料の備蓄の重要性を再認識させられた。
また、小学校の体育館の冷たい床に直に座らせられ、避難してきても、たとえ真冬でも毛布が十分には行き渡らない可能性があることを知らされた。
我が家は寝袋と下に敷く保温マットがあるが、避難するならそう言ったものも用意した方が良いようだ。
良い情報もあった
私の住む町内では、たとえ断水しても飲める水が出る蛇口が用意されている。
仕組みは聞けなかったが、「飲む前に水質検査が必要」と言っていたので、おそらく耐震性の貯水槽があるのだろう。
東日本大震災では、プールの水すら浄水して飲まなければならない地域もあったようだから、この、断水してもしばらくは使える水が確保できる場所があることを知っただけでも、今回この防災訓練に参加した甲斐があったと言える。
もちろんそれ以外の情報、体験もとても有意義だった。
まとめ
この防災訓練は数ヶ月前から計画されていて、先日大きな地震があったから開催されたわけではないが、さすがに前日に津波が来るほどの地震があったので、真剣な眼差しの参加者が多かったように思う。
我が家は防災意識が低い方ではないと思うが、知らないことはまだまだあるようだ。
どこまで備えるかは、何が不可欠かに寄って意見は別れるだろうが、備えたらそれで終わりではなく、何か機会があるたびに見直しを行なっていきたい。